エクスポゼの英仏比較
以前、英検1級の2次に4回落ちた。
1次は余裕だったし、今のフランス語より遥かに流暢に話せたので、理由がわからなかった。そこである日本人講師のレッスンを受けてみた。指摘されたのは
「主張にブレがあるのがまずい」
講師曰く「賛成でも反対でも、一度決めたらそれを貫く。質疑応答で迷ったりしてはいけない。押し通せ」と。アドバイスに従って無事合格。本番ではギャンブルの是非だったので、反対の立場を主張し続けた。
フランス式では反論も入れると知り、そうしていたが、結論でばっさり否定してしまっていた。仏検では不利なのか、と教本や色んな方のブログを拝見して思い始めている。
昨日のレッスンでも「遺伝子治療」で私が「色んな場合があるけれど、どこかで線を引かなければならない。だから遺伝子操作は許されないというのが私の考え」と言ったら、講師は少し不満そうだった。もっと逡巡を見せるべきだったのか。
今さらながら迷っている。
試験対策のことだけ考えている自分も、ちっちゃく感じる。
本番でそこまで考える余裕もないだろうなとも思う。
それにしてもエクスポゼにもお国柄が現れるのね。