どこまでやれるかフランス語

英仏の通訳ガイドの修行日記

私の仏検1級1次対策

忘れないうちに仏検1級のためにしたことを書き留めておく。

 

1次試験が11月。5月くらいに受験を考え始め、過去問やってみたら全然わからず文法の復習から始めた。

仏検に特化した準備ができるようになったのは8月。まず準1級と1級の過去問を解いてみた。長文問題とディクテはまあまあだけど、前半の名詞化~動詞活用と仏訳が全然ダメ。色んな方のブログから、動詞活用と仏訳が比較的底上げしやすいと知ったので、この2つを重点的に進めようと決めた。

 

1. 名詞化

定番の「名詞化辞典」を使った。線を引きながら1回読み、2周めは名詞化した文を隠してテスト。全然できなかった。複雑な文章が多いので、名詞化問題対策に丸暗記する必要はないと思った(できなかった)。

仕方なくノートを作る。名詞化前-----名詞化後 のリスト。一緒に使う動詞も脇にメモ。過去問から未記載のものも加えた。

ノートを通しでチェック。できたものは〇つけて完了とする。5周くらいしたけれど、覚えられないものも残った。

1級、準1級の過去問も何度か解いた。書き換えパターンを解析して覚えるようにした。

本番2問正解したので満足。

 

2.多義語

1級、準1級の過去問に出てきた単語は辞書を引き、すべての意味と用法をチェック、大事そうな箇所にアンダーライン。辞書を引くたびにアンダーライン部分を繰り返し読んだ。

2問正解。

 

3.前置詞

これも過去問と辞書チェック、アンダーライン。教本の説明も熟読。

前置詞を意識して仏文を読むようにもした。2問正解。

 

4.用語補充

1級の「傾向と対策」巻末にあるリストを読んだが覚えられなかった。

ル・モンドで学ぶ時事フランス語」という書籍の語彙が、かなり過去問をカバーしているのを発見したが、覚える余裕はなかった。どこで覚えたのか「成金」が当たって1問正解。

 

5.動詞活用

辞書の巻末にある活用表を使った。スペルミスで2問落とす。

 

6.長文完成

1級、準1級の過去問を1周。

 

7.内容一致

何もしなかった。

 

8.長文要約

1級、準1級の過去問を1周。

 

9.和文仏訳

ここに一番時間をかけた。まずは

フランス語作文ラボ:ニュアンスで使いわけるための添削教室

フランス語作文ラボ:ニュアンスで使いわけるための添削教室

 

 8月に3週間かけて終わらせた。すごくよかった。

あとは1級、準1級の過去問や対策本の仏訳問題をノートに書き写して解析。20問くらい。なんとなくパターンを摑んだ。でも自信はなかった。知らない単語が問われなかったのでラッキーだった。

 

書き取り

毎日ディクテした。30分くらい。主に定番教材(「仏検準1級・2級単語集」「フランス語の聞き取り・書き取り中級、上級」など)。RFIは速すぎてディクテは挫折。一緒に音読やスクリプトチェックはほぼ毎日やった。直前に過去問。

 

 

聞き取り

「用語補充」が苦手だったが、過去問と対策本しかしなかった。3問できた。

「内容一致」は何もしなかった。1問落とした。

  

 その他に週に1度オンラインでフランス語レッスンを受けているので、それも役立った。仏検対策はしなかったが、文法や作文を見てもらっていたし、会話もしていた。

ルモンドを7月~11月購読していたのも良かったと思う。毎日2記事読むようにしていた。時間がかかりすぎてやめてしまったけれど。

ポッドキャストRFIやfranceinfo、innerFrench)を毎日1時間は、ながら聞きしたりもしている。

 

2次対策はこのブログの初めの方に泣き言と共に書かれているが、また次に。