どこまでやれるかフランス語

英仏の通訳ガイドの修行日記

日本の陶磁器

「日本の陶磁器」についてのプレゼン作成にとても苦労した。切り口が多すぎてまとまりがつかない。手持ちの参考書は、陶器と磁器の違い、日本の陶磁器の歴史に焦点を当てているものが多かった。参考にして考えてみたけれど、まとまらないし、難しいし、何より面白いものができなかった。陶器と磁器の違い、聞いて楽しい?と思ってしまった。材料や窯の温度の違い・・・旅先で食器を買うのは好きな方だけど。そういうことを知りたい人も、もちろんいるのだろうけど。

 

自分だったら、外国で陶磁器の説明を聞くとき、何を知りたいか考えてみた。

有名な焼き物の特徴(フランスでいえば、リモージュアルザス、南仏など)かな、と思った。だから

・日本には100以上の焼き物の里があって、それぞれ特徴がある

・たとえば、京都の陶器の楽焼。16世紀に茶道とともに発展。わびとさび。とてもシンプル。ろくろを使わず、手で成形。

・有田焼(伊万里焼き)青と白、または赤の模様がはいる。九州で、白い粘土が見つかった17世紀に作られた日本初の磁器。ヨーロッパに輸出され、非常に人気。今でも西欧の美術館などに展示されている。

・旅先でその土地の焼き物を探すのも日本旅行の楽しみ。でもまとめてみたい場合はデパートへ。

 

初めて作られた陶磁器が「縄文式土器」と書いてある資料もあったけどどうなんでしょう。

 

あとは「日本の楽器」「落語」なんかをやった。これらはそれほど苦労しなかった。

 

カバーすべきトピックはまだたくさん。

暑いけどがんばろう。