どこまでやれるかフランス語

英仏の通訳ガイドの修行日記

仏検1級2次試験を受けてきた

雪予報だったので心配していたが電車は通常運行。無事に二次試験会場到着。集合時間の10分後くらいに試験本番。回転の速さにびっくり。人数少ないものね。

 

外のイスで待っていると、中から声が。うまい。流暢。この人は合格だな。話題はCOVID19。コロナがお題?

 

でも私がもらった紙には

A.日本は女性政治家が少ない。・・・・(あとは忘れた)

B.あるフランスの社会学者によれば子供は5歳までに、親の社会階層によって将来が決まる。本当だと思うか?

 

という王道のテーマ。迷いつつBを選択。

話した内容は

「日本では貧富の差が広がっている。それが子供にも悪影響を及ぼしている。裕福な家の子供は良い教育を受け、良い大学、良い会社に入れる。たくさん経験もできる。旅行とか習い事とか。一方で貧しい家の子はときにほおっておかれ、良い教育は受けられない。経験も与えてもらえない。一方で裕福な家の子は困難を知らないので、困難な場面ですぐにあきらめてしまう、逆に貧しい家の子はたくましい、という意見もある。

でも、残念ながら、日本ではお金もちの家の子の方が有利であると思う。それが現実だ。」

5歳以下の子供の話なのに、ずれてる。浅い。幼稚園受験の話なんかも入れればよかったか。文法もミスをたくさん。単語も同じものの繰り返し。

 

Q&Aは、全部は覚えてないかもだけど

Q.「なぜ貧富の差が広がったの?」

A. 「正社員になれない人が増えたから」

 

Q. 「貧富の差が大きくなっているというけど、外国でも同様の傾向はみられる?」

A. 「見られるけど、日本は以前は比較的平等だった。だから日本の方が差は大きい」

 

Q. 「貧しい家庭に政府は何をできる?」

A. 「たとえば、無料で塾に行けるようにする」

 

Q.「学校では子供は何を学ぶ?」

A.「知識と、小さな社会だから人間関係を作り上げることを学ぶ」

こちらはまあまあか。

 

実力は出せたと思う。短い準備期間でここまでできて、満足しないといけないと思う。悔しさはあるけれど。これで受かったら甘すぎだ。

 

ということで、また頑張る。

 

文法が荒いので、始めたばかりの文法書を仕上げよう。 

Grammaire progressive du francais - Nouvelle edition: Livre intermediaire

Grammaire progressive du francais - Nouvelle edition: Livre intermediaire

 

 

NHK français で時事語彙を仕入れ。音読やシャドーイングにも力を入れていく。

 

読みかけの小説も読もう。

Chanson douce

Chanson douce

  • 作者:Slimani, Leila
  • 発売日: 2018/05/03
  • メディア: マスマーケット
 

 

色々楽しみになってきた。